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2021/11/30 16:30
ドイツのご家庭に、古くから伝わるクリスマスのオーナメントをご紹介します。
まずはこちらから。

個人的にど真ん中のオーナメント、猫さんです。
このツンデレ顔にやられます。
「W.GERMANY」の刻印があります。

卵を抱くガラス製小鳥のオーナメントです。
鳥を模したガラスは豊富に見かけますが、巣籠しているのもかわいいですね。

かわいいはちどりのガラス球です。
はじめは天使だと思ってみていましたが、くびれた胴体、くるくる回る羽、
ハチドリかな?と思いつきました。
こんなのが本物のもみの木にぶら下がっていたら
目が離せなくなりそうです。

こちらは「クリスマスツリー・トッパー」
モミの木の一番上に飾り付ける銀色のガラスオーナメントです。
1930〜50年代前後のもの。不思議な形をしています。

1960年代前後につくられたガラスのオーナメント。ボーブルセットです。
様々な模様、形など多彩にあでやかに飾りつけできます。
ルーマニア製です。

雫型の硝子オーナメント
キラキラと光を受けて揺れます。クリスマスでなくても窓辺に飾りたいですね。

そしてこのかぼちゃのようなプリーツガラスのオーナメント
ずっしりと重みがあります。
吊り輪はスチール製、口金キャップは真鍮のようです。

古い時代のガラスクーゲルです。
カラフルなペイントがややはがれていたり、口金が不ぞろいのこともありますが、
深い光と味わいのある色はやはり時代を経てのものです。

かわいい笑顔のガラスクーゲルです。
頭巾の部分にラメ、裏側はドット模様です。
どんな小さな手がこのクーゲルを吊り下げたのかしら?
この笑顔と同じく、楽しみにクリスマスを待ったのでしょうね。
ドイツをはじめ、ヨーロッパ各地で見かけるガラスのオーナメント。
こんなに薄くてもろいガラスが今の時代に残っていたことに驚きます。
ご家庭で大切に大切に繰り返し使われたのでしょう。
とても古い箱に入ったままに見かけることも。
大切な家族の記憶とともに残ったオーナメント。
ぜひ、古いクリスマスの雰囲気を楽しんでご覧になってくださいね。
皆様のお家にも、素敵なクリスマスが訪れますように!!